のだめカンタービレ

今の現実逃避アイテムのひとつ。amazon:ISBN:4063405443:image
こんなに面白いとは正直思ってなかった。
千秋とのだめの恋愛を中心としてみると、
いたkiss講談社版というか、白鳥麗子風というか、
一言でいうとそんな感じ。
でも、一人一人のキャラクターがきちんと描かれていて、魅力的。
十人十色、いろんな考え方、感じ方があることを教えてくれる。
また、今自分で何ができるのか、どうしたいのか、どうなりたいのかと
千秋は常に自問自答している。そして今できる精一杯の努力を惜しまない。
その姿に感動するし、勇気づけられたりする。
しかもそのきっかけが、常にのだめにあるのが楽しいところ。
その二人がこれからいい感じになっていくのが
伝わってきて、12巻はとくに楽しめた。
焼栗を食べて散歩するシーンと
オランダに行く直前二人の会話を黒木君に見られるシーンがお気に入り。
今後、のだめがピアノに本気でのめり込んでいくところが
見どころかなぁ。私としては…。